家隅盛塩雑記帳

幕末文久三年がホーム。マイナー新撰組隊士と悪役。

創作水戸派!と粂太郎さんの話

どうも、今日もみぐるしくのたうち回る新撰組水戸派のオタクです。

なんか調べ物をしていたら急に
新家粂太郎に萌えちゃって

興奮していました。( ・ิω・ิ)

新見錦の女性関係についてご存じの方は……と
ツイートがありまして、さほど知っとる訳でもないけど
判る範囲で伝えてみようと思ってリプライを。

武田観柳斎布教文書をつくろうとしているのにすぐ脱線する) 

新見錦の女性関係………………
我が敵視し、永遠の憧れとする幻想人物、山緒の女将くらいしかパッと出てこなかった。

津本陽氏の小説、あとは輪違屋糸里だったかな?に載っている専ら新見と懇ろと言われる存在である。(他にもありそう)
なので山緒が切腹場所だったと繋がる筋でもある。

まあ、そういう人がいたらしいことはどの本を見るにつけてもまだ聞いたことがないので
とりあえず
エピソード豊富な新家粂太郎の逸話をお伝えするにいたったのである。

新見錦と違い、これの前名という説のある新家粂太郎には妻と呼べる存在がある。

それが松坂屋遊女の清川さんで、
とても粂太郎と親しかったので粂川(久米川)と愛称されていた人である。

うわっ、萌える。

唐突にぶち込まれた恋愛話に飢えていたオタクはみるみる潤った。

それが、軍資金をネコババして、金が出来たというので粂太郎さんは彼女を身請けしようとした。

しかし苦界には、年季というものがある。

三年の年季を二年に減らせという粂太郎さん。
困るという松坂屋
例の如く乱暴する粂太郎さん。

その訴えは結局通り、おふたりは夫婦の約束をしたそう。
粂川さんは眉を剃り、歯を鉄漿(かね)で染めて……

という素敵エピソードがあるんですよぉ〜〜

粂太郎さんが投獄されたのでその後の粂川さんのことは不詳なのですけど……(強く生きていらっしゃるといいが
大赦されて浪士組となり、京都に上った時もこの約束を思い出したりしたんですかね、新見さんは。

お金が出来たので懇意の遊女を身請けした人は
玉造勢にもいっぱいいらしたそうですが
こんな萌えるエピソードを残しておいてくれてありがとうという気持ちでいっぱいです。


新家粂太郎さんは暴れる話が多いよう。
前述の話を見れば分かるように急にキレている。
そして刀なんかを振り回すことがあるようで、ある時には知人のお宅に「柱にぶつけて折れたから貸して」
と上がり込み、無理矢理奪っていく。

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この話題を読み返した時に急に浮かんできたリアル見さん。
柱にぶつけて刀折れるんだから素敵な二の腕をお持ちなのでは?みたいな妄想より…
男らしさというか不敵な感じが漂ってると美味しい。

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リアル見さんと平間さんを押さえる芹沢先生のご苦労。
いつまで押さえていられるかな……

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最早時系列も分からぬ水戸派ラクガキ!
どっちがよりヤバイのかは個人の感覚もありきですが、私の中ではすでに決めてます。